こんにちは。
認定眼鏡士の葉月です。
メガネをカラーレンズにすることは、ファッション性を高めておしゃれに掛けるだけでなく、目にやさしい効果をもたらしてくれます。
またメガネを掛けるシーンに合った色を選ぶことで、よりパフォーマンスを高めてくれます。
ここではメガネに染色するカラーレンズのなかでも、特にファッション性が高い人気の3色にフォーカスして、その効果と特徴をご紹介します。
- ブルー
- グリーン
- ピンク

ブルーの特徴と効果
いまやおしゃれメガネの定番となっているブルーカラー。
ハリウッドの有名俳優たちがメガネレンズにブルー系の色を入れたことで、日本では爆発的に需要が高まりました。
効果① | イエロー&オレンジ系の光をカット 昼間のつよい日差しや、ヘッドライトの眩しさをすこし和らげる |
効果② | コントラストを下げる 色の明暗によるチラつきを抑えて、目の疲れを抑える働き |
効果③ | アイシャドーのようなクールな目元を演出 |
フィールド | 夜間のドライブ |
ブルーレンズはプライベートで掛けるときだけでなく、ビジネスシーンでも掛けることができるカラーレンズですので幅広く活躍してくれるはずです!
ブルーレンズをビジネスに用いるときのポイントについて、こちらの記事で紹介していますのでぜひご覧になってみてください。
グリーンの特徴と効果
メガネのカラーレンズとしてはあまり選ばれることがない色。
ですがレイバンのサングラスに代表されるように、濃いグリーンは眩しさを抑えてくれる効果が高いのでアウトドアには最適です。
メガネのカラーとしては、淡めに染色することで肌なじみが良く自然な外見ながらも優れた効果が期待できます。
効果① | レッド系・ブルー系をカット チラつきを抑えて疲れ目を抑制し、目の充血もカバーしてくれる |
効果② | 最高感度の波長(緑色の光)を見やすくする 濃いと防眩効果が高く、淡いとコントラストを高めてくれる |
効果③ | リラックス効果が高く、長時間の仕様に向いている |
フィールド | アウトドア(キャンプ・釣り・ドライブ)・パソコン |
ピンクの特徴と効果
ローズやパープルを含め女性らしさをより際立たせてくれるピンク。
ファッション性を高めてくれる反面、眩しさを抑える効果は少ないのが特徴です。
ただ色のメリットや濃度を間違えずに選ぶことで、嬉しい効果が期待できます。
効果① | グリーン系をカット 凸凹などのギャップを見やすくし、白黒のコントラストを高める |
効果② | 動きのある対象物の視認性を高める スキーやスポーツ観戦を快適に見せてくれる |
効果③ | 目元の血色を良くして健康的な表情を演出 |
フィールド | スポーツ・レジャー |
まとめ
ここではメガネのカラーレンズとして人気の3色について、その効果や特徴をご紹介してきました。
- ブルー
・日差しやヘッドライトの眩しさを和らげる
・コントラストを下げて目の疲れを抑える
・夏でもクールな目元を演出 - グリーン
・チラつきを抑えて疲れ目を抑制
・オールラウンドで使える
・リラックス効果が高い - ピンク
・目元の血色をよくして健康的に見せる
・動くものへの視認性を高める
・女性らしさを演出
ここで紹介した以外にも色々な効果が期待できるカラーレンズがあります。
その効果は濃度や色合いによっても様々ですので、自分が求める効果のあるカラーレンズだけでも覚えておくと、メガネを作るときの注文をスムーズに行うことができます。
カラーレンズのもつ効果で目をいたわるのも大事ですが、おしゃれを楽しむようにカラーレンズで色々な自分を演出して楽しいメガネライフを送ってください!
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。