今年はコロナによる外出自粛の影響で、急なリモートワークを強いられた人も沢山いらっしゃるようですね。
「出社しなくてもいいから嬉しい!」なんて声も聞こえてきそうです。
でも一日中パソコンと向き合って仕事をするのも目を酷使するので意外と疲れませんか?
実は目をいたわることが、その他の首や肩などの疲れを緩和させることにも繋がります。
今日はそんなリモートワークの疲れを和らげてくれる「メガネ&レンズ」をご紹介します。
「おすすめメガネ&レンズ」3選!メリット・デメリットも!

日頃から一日中パソコンと向き合うお仕事の人からすると、もう耳にタコな情報かもしれません。
でも中にはプログラマーさんやWebデザイナーさんでも、ひどい目の疲れに悩んでいて、メガネ店によく相談に来られていました。
いまツラさと戦っている方はもちろん、デスクワークに慣れている方にもさらに快適な環境づくりのお手伝いができると嬉しいです。
ブルーライトカットメガネ

パソコンやスマホなど、液晶画面が発している目に刺激の大きいブルーライトをカットしてくれるメガネです。
いまは当たり前に聞く名称ですが、実は「デジタルカット」など他の名称で古くから存在していたレンズなんです。
近年では研究が重ねられたおかげで、年々ブルーライトカット率の高いレンズが製造されるようになりました。
そして主に「カラータイプ」と『反射コーティングタイプ』の2種類が販売されています。※販売店やメーカーによって名称が異なります。
【カラータイプ】
主に淡い茶色に染色されたレンズで、色の効果によってブルーライトを吸収し軽減させます。
ブルーライトカット効果が高いのが特徴です。
メリット
- ブルーライトカット率が高い(40〜50%程度)
- 日差しが強い屋外でも眩しさを低減してくれる
一番のメリットはブルーライトカット率が高いので、目に対する刺激を気にされる人には向いています。また外出のときも強い太陽光の光から目を守ってくれるので目に優しいレンズと言えるでしょう。
デメリット
- 人から見ると印象がわるい
- 視界が暗く感じる
- 色が変色してみえる
淡いブラウン系のレンズの色が目元を暗くしてしまい、客観的に怖く暗い印象にさせてしまいます。会社や外出時には掛けづらいと交換を希望されるお客様も多くいらっしゃいました。
またWebデザイナーさんや色を扱う職業の方にとっては、レンズを通して見たときに本来の色が変色してしまい支障が出たというご意見も多くいただきました。
【反射コーティングタイプ】
ブルーライトを反射させるコーティングを施してあり、レンズの表面で反射させてブルーライトをカットします。
レンズの色が透明に近く表面がコーティングにより光って見えるのが特徴です。
メリット
- 通常のメガネと遜色が無いので日常的に使える
- 色の変色がない
最大のメリットは日常的に使えることです。レンズが染色されていないということは、レンズを通して見たときに色の変色をほぼ起こさないため幅広い職業の方にも使っていただけます。
カラータイプから反射コーティングタイプへ変更される方がとても多く、外見的な変化がないことが日常にとってはとても大きなポイントなんだと改めて感じさせてくれました。
デメリット
- カラータイプに比べカット率が劣る(20〜25%程度)
- メガネのレンズが光って見える
- 後方からの光がチラつく
レンズ表面のコーティングによって光が反射してしまい、客観的に見るとタイミングによっては漫画に出てくるキャラの「メガネ君」状態になることがあります。
またデスクワークの際に、後方から差し込んだ蛍光灯の光がレンズ表面のコーティングに反射してチラついてしまうというご意見もチラホラ。
シーンに合わせてメガネを掛けかえるのが面倒なひとは、反射コーティングタイプがおすすめです。
カラーレンズ
こちらはブルーライトカットの「カラータイプ」も『反射タイプ』のどちらも受け入れられない・・という方におすすめしたい選択肢の一つです。
原理は「カラータイプ」と同じでレンズに染色を施します。
ブルーライトを効果的に吸収・軽減してくれるブラウン系やグレー系の色をチョイスして、限りなく淡い濃度(濃度10%)で染色してもらうことで、客観的な見た目を変えることなくブルーライトの刺激を和らげてくれます。
メリット
- 客観的な見た目がほとんど変わらない
- 日常的に使える
- 淡く染色されているので、眩しさを低減してくれる
ブルーライトカットレンズの反射タイプのようにレンズの反射が出ることがありません。ほぼ普通のメガネです。
「ブルーライトカットメガネは掛けたくないけど目はいたわりたい・・」
なんて人にはこの方法!
デメリット
- 効果が実感するまで時間がかかる
もうこれに尽きます!
濃度10%というと眼鏡店で選択できる最低濃度です。
ブラウン系ならほんのり染色加減が分かりますが、グレー系はとても分かりづらいです。それと同じように、実感していただくのにも数週間程度使用していただいたのち、その場で掛け外しをして比べてみて分かる程度だと思ってください。
なので即効果を期待したい人にはおすすめできませんが、外見をほとんど変えることなくすこしでも目をいたわりたい!という方に知っといていただきたい選択肢です。
世界初!ネッツペックコーティング採用 眼精疲労軽減レンズ(b.u.i)

今日のメインディッシュというべきレンズです。
これは、一部の販売店でのみ取り扱っている特殊なレンズでやや値が張ります。
価格は度なしで8,000〜。度付きにすると30,000円〜。※販売店によって異なります。
このレンズのスゴイところは、レンズの表面に施された蜂の巣状のコーティングが、目に刺激の強い光を和らげて視界を鮮明に保つことで疲れを防いでくれます。
それはまるで心地の良い「木漏れ日」を浴びているような優しいイメージ。。
実は、半透明の特殊金属を六角形状にコーティングしているんです。
それによって強い光を分散させて優しい光を目に届けてくれます。
またチラつきを抑えてとてもクリアな視界を保ってくれます。
メリット
- 透明でクリアな視界
- シーンを選ばない
- 眼精疲労軽減が望める
世界で初めて実用化したコーティングのレンズで、その快適さを表現しようにも100%伝えるのは難しいほどで、体験していただくしかありません。
見た目は普通のレンズですが、覗き込んでみると視界を妨げるチラつきや強い光をカットしてくれるので、とても透明度が高くクリアに感じます。
オールシーズンどこでも使うことができるだけでなく、ブルーライトはもちろん日常で感じる眩しさや刺激の強い光から目を守ってくれます。
またブルーライトカットに特化してつくられたレンズではありませんので、デメリット
- その他のコーティングと合わせて注文できない
特殊なコーティングを施した唯一無二のレンズだけに、他の傷防止コーティングや、耐熱コーティングなどと合わせて注文することができません。
ですが実用面において決定的なデメリットが見当たらないのがこのレンズのスゴイところです。
まとめ
この記事では、リモートワークを快適に過ごすための「おすすめメガネ&レンズ」についてご紹介してきました。
- ブルーライトカットメガネ
- カラーレンズ
- b.u.i(眼精疲労軽減)レンズ
今回はリモートワークを中心とした観点から、ブルーライトをカットするレンズに偏った印象ですが、パソコン作業の最大の敵はやはりブルーライトです。
そのブルーライトを効果的にカットしてくれるレンズに注目が集まる現代ですが、それぞれメリット・デメリットがあります。
購入する際は、店員さんに相談してみて自分に最適なレンズをチョイスして、自分だけの快適なメガネを手に入れてくださいね!